「屋根裏部屋って、つくっても結局使わなくなるんじゃない?」
「夏は暑くてサウナみたいになるって聞くけど、本当?」
家づくりの間取りを考えていると、こんなふうに迷いますよね。
わが家は木の家に住んで6年。2階に、屋根が低くなった「自称・屋根裏」があります。
こんな人に読んでほしい
- 屋根裏部屋やロフトをつくるか迷っている
- 「使わなくなった」「暑すぎた」という後悔が気になる
- 子どもの遊び場や寝る場所として使えるのか知りたい
- 間取りを決める前に、何を考えておけばいいか知りたい
結論から言うと、わが家は屋根裏をつくって後悔していません。ただしそれは、屋根裏を「閉じた部屋」にせず、吹き抜けや2階のフリースペースとつなげたから、だと感じています。
この記事では、6年使ってわかった屋根裏の使い道と、夏・冬の本音、つくる前に決めておきたいことをまとめます。
わが家の「屋根裏」はこんな空間
わが家の屋根裏は、昔ながらの「屋根の裏にある物置」ではありません。
屋根が片流れになっているので、2階に屋根が低くなっている場所があり、そこを家族で「屋根裏」と呼んでいます。イメージとしては、2階の天井が低い部屋です。

- 天井は一番高いところで140cmくらい
- ドアはなく、2階の吹き抜けのフリースペースからそのまま続いている
- リビングの吹き抜けに面したところは壁がなく、開いている
家を建てるとき、「屋根が低い、こもれるような空間がほしいな」と漠然と思っていたのが、この屋根裏につながりました。
屋根の低いところには、独特のワクワク感があります。大人が入ると少しかがむくらいの高さですが、座ったり寝転んだりするにはちょうどいいんです。
6年でこう使ってきた(模様替えのたびに変わる)
わが家は模様替えをよくするので、そのたびに屋根裏の使い方も変わってきました。決まった役割がないのが、かえって長く使えている理由かもしれません。
子どもたちの遊び場・隠れ家
屋根裏は、子どもたちの遊び場になっています。プラレールを広げて遊んだり、天井が低いので隠れ家にしたり。

プロジェクターで映画館に
夜はプロジェクターを持ってくれば、屋根裏が映画館に早変わり。子どもたちは大画面でゲームをしたり、アニメを見たりしています。

週末の、のんびりタイムは最高です。壁が白いので、スクリーンがなくても映せます。
寝室として
屋根裏を寝室として使う時期もあります。天井が低いので、ベッドの脚を15cmカットして、低いベッドにしました。

コテージに泊まりに来たような感覚で、わたしはこの寝室がすごく好きです。
夏は暑い?冬は寒い?6年住んだ本音
屋根裏でいちばん心配されるのが、暑さと寒さですよね。
夏は暑い。でも扇風機があれば寝られる
正直に言うと、夏の屋根裏は暑いです。屋根に近い場所なので、ここはどうしても避けられません。
それでもわが家の場合は、ドアがなく、吹き抜けに面したところも開いているので、熱がこもりきらず、扇風機があれば夏も寝られています。
完全に閉じた屋根裏だったら、夏はサウナのようになっていたと思います。
冬は家の中で一番あたたかいかも
冬は、リビングに置いた石油ストーブのあたたかい空気が吹き抜けから2階へ上がってくるので、屋根裏は家の中で一番あたたかい場所かもしれません。
吹き抜けと石油ストーブの置き方は、こちらでくわしく書いています。

吹き抜けリビングで後悔しないためのポイントは、こちらでまとめています。

屋根裏で後悔しやすいポイントと、わが家の場合
屋根裏やロフトの「後悔した」という声で多いのは、暑さ、上り下りの大変さ、物置になってしまうこと。わが家の場合と並べてみます。
| よくある後悔 | わが家の場合 |
|---|---|
| 夏が暑すぎて使えない | 暑いけれど、開いているので扇風機があれば寝られる |
| はしごの上り下りが面倒 | 2階のフリースペースからそのまま続いているので、はしごはない |
| 結局、物置になる | 遊び場・映画館・寝室と、模様替えのたびに使い方を変えている |
| 暗くてこもった感じがする | 吹き抜け側が開いているので、暗さはあまり感じない |
こうして見ると、後悔するかどうかは「屋根裏があるか」より、ほかの空間とどうつなげるかで決まるように感じます。
屋根裏をつくる前に決めておきたいこと
これから家を建てる方が、屋根裏で後悔しないために、間取りの打ち合わせ前に考えておきたいことをまとめます。
- 何に使うかを決める:収納だけなのか、遊び場や寝る場所にもしたいのか。使い道で、広さや上り方が変わります
- 閉じずに、ほかの空間とつなげる:わが家のように吹き抜けやフリースペースとつなげると、暑さ・暗さ・こもった感じがやわらぎます
- 上り方を決める:はしごか、階段か、2階から続いているか。毎日使うなら、上り下りのしやすさは大事です
- 冷暖房の空気の流れを考える:あたたかい空気は上に、冷たい空気は下にたまります。エアコンや暖房をどこに置くかも一緒に考えておくと安心です
天井の高さと「床面積に入るか」も確認を
屋根裏収納(小屋裏物置等)は、天井の高さが1.4m以下で、その階の床面積の2分の1未満などの条件を満たすと、床面積に入れない扱いにしている自治体が多いです。
ただし、窓の大きさや固定階段の扱いなど、細かい条件は自治体によって違います。「収納」として扱うのか「部屋」として使うのかで変わることもあるので、設計してくれる会社に、自分の地域の基準で確認してもらうのがいちばん確実です。
屋根裏のある家を建てるなら、相談先選びが大事
屋根裏の使いやすさは、屋根の形や吹き抜けとのつなげ方で大きく変わります。だからこそ、木の家や吹き抜けのある間取りが得意な会社に相談するのが近道です。
わが家は情報誌やネットで調べて、住宅展示場をまわり、1社ずつ問い合わせて建築会社を探しました。時間がかかって遠回りもしたので、今から探すなら、最初にいくつかの会社の間取りや施工例をまとめて取り寄せて比べると思います。
木の家・自然素材の家が得意な工務店を探すなら、ハウジングバザールが便利です。
\ 木の家・自然素材の工務店を探すなら /
いろいろなハウスメーカー・工務店をまとめて比べたいなら、持ち家計画のカタログ請求もあります。
\ ハウスメーカー・工務店をまとめて比較 /
「何から始めればいいかわからない」という段階なら、家づくりの相談窓口で、予算や会社選びの進め方を聞いてみるのも一つです。
\ 何から始めればいいか迷ったら /
わが家の工務店探しの進め方は、こちらでくわしくまとめています。

規格住宅を選んだ理由と、注文住宅との違いはこちら。

屋根裏で使っているもの
屋根裏を映画館にするなら、持ち運べる小型のプロジェクターが便利です。コンセントの位置を気にせず、遊ぶ場所を変えられます。
屋根裏や吹き抜けを使った、家の中の遊びアイデアはこちらでまとめています。

屋根裏のもとの記事はこちらです。

屋根裏をつくるかどうかは、屋根の形と間取りで決まります。間取りの段階で、いくつかの工務店から提案をもらって比べておくと安心です。
\ 間取りと見積もりをまとめて比べる /
まとめ
- わが家の屋根裏は、天井が一番高いところで140cmの「2階の天井が低い部屋」
- 遊び場・映画館・寝室と、模様替えのたびに使い方を変えて、6年たっても使っている
- 夏は暑いけれど、閉じずに吹き抜けとつなげたので扇風機があれば寝られる。冬は一番あたたかい
- 後悔するかどうかは、屋根裏をほかの空間とどうつなげるかで決まる
- 天井の高さや床面積の扱いは自治体で違うので、設計する会社に確認する
屋根の低い場所は、子どもにも大人にも、ちょっとした秘密基地になります。これから家を建てる方の参考になればうれしいです。
500×100.png)
