規格住宅って、間取りが決まっていて自由がなさそう…
注文住宅にしなかったら、後悔しない?
予算はおさえたいけど、こだわりもあきらめたくない…
そんなふうに迷っている方も多いのではないでしょうか。
わが家は、「BinO」という規格住宅で家を建て、住んで6年になります。
結論から言うと、わが家は今の家がとても気に入っていて、規格住宅はわが家に合っていたと思っています。
ただ、「ここは決めておけばよかった…」と思うところもあります。
この記事では、規格住宅に住んでみたわが家の本音と、注文住宅との違い、向いている人をまとめました。
- 規格住宅と注文住宅、どっちにするか迷っている
- 規格住宅で後悔しないか不安
- 予算をおさえつつ、木の家や無垢床にこだわりたい
- 打ち合わせに何十回も時間をかけるのは大変そう
こんな方の参考になれば嬉しいです。
規格住宅と注文住宅のちがい
まずは、規格住宅と注文住宅のちがいを、ざっくり表にしてみました。
| くらべること | 規格住宅 | 注文住宅 |
|---|---|---|
| 間取り・デザイン | 用意されたプランから選ぶ | ゼロから自由に決められる |
| 価格 | おさえやすい | こだわるほど上がりやすい |
| 打ち合わせ | 少なめ | 多くなりやすい |
| 完成のイメージ | しやすい(実例が多い) | 図面から想像する部分が多い |
いちばん大きなちがいは、設計の自由度です。
規格住宅は自由度が低いぶん、品質とコストのバランスがとりやすいと言われています。
いっぽう注文住宅は、自由に決められるぶん、打ち合わせに時間と手間がかかりやすいところがあります。
※同じ「規格住宅」でも、会社によって選べる範囲はかなり違います。
わが家が規格住宅「BinO」を選んだ理由
わが家は、いろいろな建築会社を見た中で、最終的に規格住宅の「BinO」に決めました。
選んだ理由は、大きくこの3つです。
無垢床と梁が「標準」だった
わが家がいちばんこだわったのは、床が無垢材で、梁が見える木の家にすること。
注文住宅でも無垢床にはできますが、オプションになると価格が上がりやすいところです。
BinOは、最初から無垢床と梁が標準だったので、追加費用を気にせずにこだわりを叶えられました。

自分たちが描く暮らしができそうだった
わが家は「DIYを思いきりしたい」「庭で家庭菜園をしたい」と考えていました。
木をたくさん使った家なら、住んでからも自分たちで手を加えて楽しめそう。そう思えたのも決め手でした。
実際に、住んでからウッドデッキの塗装や、梁を使ったブランコ・ターザンロープなど、たくさんDIYを楽しんでいます。
予算におさまりそうだった
これはかなり現実的ですが、大事なところです。
素敵だなと思う建築会社はたくさんありましたが、お値段が…。
規格住宅なら、木の家でもわが家の予算におさまりそう、というのが最後のひと押しになりました。
建築会社選びのくわしい流れは、こちらの記事で紹介しています。

規格住宅でも、自分たちで決められたこと
「規格住宅は全部決まっている」と思われがちですが、わが家の場合は、自分たちで決められたところもありました。
- キッチンの床を土間に:油や水で汚れやすいので、キッチンだけ無垢床をやめて土間キッチンに
- 壁一面を黒板に:壁紙を貼らずにベニヤ板を張ってもらい、家族で黒板塗装をした
- 照明やエアコン、コンセントの位置

黒板の壁は、建築中に家族4人で塗りに行きました。自分たちで家をつくっていく感じがして、いい思い出です。

どこまで変えられるかは会社やプランによって違うので、「どこまで選べるか」は最初に確認しておくのがおすすめです。
住んで6年、「ここは決めておけばよかった」こと
今の家は気に入っていますが、細かいところでは「こうすればよかった」と思うこともあります。
どれも規格住宅かどうかに関係なく、自分たちで決めるところの話です。
- エアコンの位置:吹き抜けの家なので、もう少し高めにつければ、夏の2階の暑さをおさえられたかも
- 吹き抜けの照明の数:壁に照明をつけたのは正解。でも、あと2つ増やせばよかった
- 玄関のコンセント:クリスマスツリーを飾るとは思っていなくて、位置を適当に決めてしまった(笑)
- 太陽光発電:予算の関係で新築時にのせず、あとから後付け。どうせなら最初にのせればよかった
こうしてみると、後悔しているのは「間取りの自由がなかったこと」ではなく、住んでからの暮らしを想像しきれなかったところでした。
吹き抜けの照明やエアコンの話は、こちらの記事でくわしく書いています。

規格住宅が向いている人・注文住宅が向いている人
わが家の経験もふまえて、向いている人をまとめてみました。
規格住宅が向いている人
- 予算をおさえつつ、デザインや素材にはこだわりたい
- 気に入った規格住宅のプランがある
- 打ち合わせに時間をかけすぎたくない(子育て中など)
- 完成した家を見てイメージしてから決めたい
注文住宅が向いている人
- 土地の形がいびつで、プランが合わない
- 間取りにどうしても譲れないこだわりがある
- 打ち合わせの時間も、家づくりの楽しみとして考えられる
わが家は、小さな子ども2人を連れての家づくりだったので、子育て中の方ほど「打ち合わせの回数」も比べておくと安心だと思います。
規格住宅も注文住宅も、まずは並べてくらべるのがおすすめ
規格住宅にするか注文住宅にするかは、実際にいくつかの会社のプランと価格を並べてみると、ぐっと決めやすくなります。
わが家は情報誌と住宅展示場で1社ずつ探して遠回りしましたが、今ならカタログをまとめて取り寄せてくらべます。
木の家や自然素材の家にこだわりたいなら、自然素材が得意な工務店を探せるサービスがおすすめです。
\ 無垢床・木の家にこだわるなら /
ハウスメーカーもふくめて広くくらべたい方は、こちらも便利です。
\ 規格住宅も注文住宅もまとめて比較 /
「どっちがいいのか自分たちでは決められない」という方は、無料の相談窓口で整理してもらうのも手です。
\ 何から始めればいいか迷ったら /

よくある質問
Q. 規格住宅は、建売住宅とどう違う?
建売住宅は、すでに建っている(または建てる家が決まっている)家を土地とセットで買うもの。規格住宅は、用意されたプランの中から選んで、自分の土地に建てるものです。わが家は、建築条件のない土地を自分たちで探して、規格住宅を建てました。
Q. 規格住宅でも、住宅ローンは使える?
使えます。注文住宅と同じように、建築会社と相談しながら住宅ローンを組むのが一般的です。予算をおさえやすいぶん、借入額をおさえられるのも規格住宅のいいところだと思います。
まとめ
- 規格住宅と注文住宅のいちばんのちがいは、設計の自由度
- わが家は「無垢床と梁が標準」「暮らしのイメージ」「予算」で規格住宅のBinOに決めた
- 規格住宅でも、土間キッチンや黒板の壁など、決められるところはあった
- 後悔は「自由がなかったこと」より「暮らしを想像しきれなかったこと」
- 迷ったら、規格住宅も注文住宅もカタログで並べてくらべる
規格住宅は「自由がない」のではなく、「決めることがしぼられている」家だと感じています。
これから家づくりをする方の参考になれば嬉しいです。
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