これから家を建てるけれど、吹き抜けリビングっておしゃれな感じがするな~
でも家を建てた人は

吹き抜けはやめといたほうがいいよ。
ってよく聞くけど実際のところどうなんだろう?
と思っている方もいると思います。
我が家のリビングは吹き抜けです。
そして、我が家も家を建てる前は



吹き抜け大丈夫かな…
と、漠然とした不安を抱いていました。
でも、我が家は吹き抜けにして良かったー!
と、住んで約6年が経過し、吹き抜けの良さを実感しています。
でも、こうすればもっと良かった!
と、思うこともあるので、今回は我が家が吹き抜けリビングに住んでみた経験から、後悔しないためのポイントを紹介していきます。
これから家を建てようとしている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
我が家の吹き抜け


我が家は片流れ屋根の家なので、純粋に2階の部屋として高さを確保しているのは家の半分程です。
なので、吹き抜け部分は屋根の低い部分に当たります。
半分平屋、半分2階建てぐらいのイメージです(笑)
2階の吹き抜けに面している部分には、フリースペースと屋根裏(屋根が低い部屋)があります。


2階は廊下がないので、階段を上がると部屋とフリースペース、そして屋根裏です。
ちなみに、階段はリビングの外にあります。
吹き抜けリビングのメリット
まずは、一般的に言われている吹き抜けリビングのメリットについて見ていきたいと思います。
解放感でリビングが広く感じられる
多くの人が、リビングを吹き抜けにするのはこの理由ではないでしょうか。
我が家もそうです。



家はコンパクトに、でも解放感は欲しい!
という希望から吹き抜けリビングを選びました。
吹き抜けにすることによって、部屋も明るくなり、天井が高いので解放感があります。
リビングは家で一番広いところなので、解放感が欲しいですよね。
2階とのコミュニケーションが取りやすい
吹き抜けにすることによって、2階とダイレクトに繋がるので階段で移動しなくても声が届きます。
1階と2階で孤立しないのは、吹き抜けのメリットです。
建築費用が安くなる
吹き抜けにすることによって2階部分の部屋を作らないので、床材等のコストカットにつながります。
家を建てる時は、予算があると思うので何にお金を掛けて、何を削るかに頭を悩ませますよね。
吹き抜けリビングのデメリット
吹き抜けリビングで後悔したこととして多いのは、冷暖房のことではないでしょうか。
一般的に言われる吹き抜けリビングのデメリットについて見ていきましょう。
冷暖房の効きが悪い
吹き抜けを作ると、空間が広くなるので冷暖房の効きが悪くなると言われています。
夏場は天井からの暑い空気が混ざり、暑くなると言われ、冬場は暖かい空気が2階に逃げて、寒くなると言われています。
高い場所の掃除ができない
吹き抜けにすることで、2階の床がなくなるので高い場所の掃除がしにくくなります。
特に吹き抜け部分に窓を設置している家は、窓の掃除が大変ですよね。
我が家は、屋根が低くなっている部分が吹き抜けなので、窓はありません。
でもシーリングファンの所に溜まったホコリを取るのに苦労しています。
吹き抜けリビングで良かったこと
ここからは、我が家が吹き抜けリビングの家に住んでみて感じたことを紹介していきます。
まずは、住み始めて6年経って吹き抜け良い!と感じたこと。
冬はあるものを上手に使えば家中が暖かい
吹き抜けの後悔で、冬は寒いと言うことを聞いていたので冬に怯えていた我が家。
そこで我が家が冬を越したアイテムは、石油ストーブです。


石油ストーブは部屋全体の空気が温まるので、本当におすすめです。



でも、吹き抜けは2階に暖かい空気が逃げるから、1階は寒いんじゃないの?
そうなんです。
吹き抜け部分にストーブを置くと、そのまま暖かい空気は2階に逃げていまいます。
そして、2階は暖かい。ではなく、むしろ暑い(笑)
なので、我が家は2階の屋根がある部分に石油ストーブを置くことで、1階の暖かさは保ちつつ、2階も温めています。
2階は廊下がないので、リビングにある石油ストーブ1台で2階も全て温まるので、冬はこの1台あれば十分です。
エアコンも試してみましたが、エアコンだと1台で家中温めるのは厳しいと感じました。
なので、吹き抜けで薪ストーブのない家は石油ストーブがおすすめです。
家の中でどこにいても声が通る
吹き抜けリビングのいいところは、とにかく声がよく通ることです。
2階にいる子供を呼ぶときも、吹き抜けのところから



ご飯だよー
と声をかければ、すぐに伝わります。
話があるときも、吹き抜けのところで話せるので、2階にあがる必要がなく本当に便利です。
シーリングファンが良い活躍


吹き抜けの場合は、空気を循環させるためにシーリングファンを設置することが多いと思います。
我が家がシーリングファンを付けて、これいいね !と感じたことは、シーリングファンが巨大扇風機になっていること。
特にエアコンを付けるほどでもないんだけどな〜、という微妙な季節は適度に涼しくて快適です。
番外編
番外編として、我が家で吹き抜けは便利!と感じていることは
ちょっとしたものなら、投げて渡せること(笑)
よくあることは



靴下取って〜!
なんて声が掛かると、投げて渡してます。
おうちゃく(笑)
でも1階から2階に上がる必要もないので、毎日の生活の中では意外に便利です。
後悔しないためにすれば良かったこと
我が家は、吹き抜けリビングにしたことは正解だったと思っていますが、もっとこうすれば良かった。
と、後悔していることもあるので紹介します。
エアコンの位置を間違えた


我が家のエアコンの位置は、普通に1階の部屋の高さに付いています。
こうすればもっと快適だったと思っていることは、エアコンの位置を高めに設置することです。
我が家の場合、冬は石油ストーブでエアコンを使わないので使用するのは夏場だけです。
夏は2階が暑いので、エアコンの位置を高い位置にすることで2階の温度が抑えられるのでは?
と思っています。
冷たい空気は下に行くし、風向きをスイング機能にすればエアコンの位置は多少高くても、1階の涼しさにはそんなに影響しないのでは?と思っています。
なので、エアコンの位置は通常の1階の部屋に付ける位置よりも少し高めに設置すれば良かったと後悔しています。
照明の数を間違えた
吹き抜けの場合、2階の部屋がないので天井が高いですよね。
我が家は吹き抜け部分に梁が出ているので、そこに電気を付けることができたのです。
でも、せっかく吹き抜けで解放的なのに、梁のところに照明があると少し圧迫感が出るかなと思いました。
なので、わが家は横の壁に照明を設置しました。


家を建てる時に、吹き抜けの部分は、夜になったらまったりする部分として計画していたので、照明は最低限にしました。
壁に照明というところまでは正解だったのですが、あと2つ付けとけば良かった…
というのが後悔です。
せっかく吹き抜けにしたので、照明で圧迫することがないように位置を決めるのがおすすめです。
我が家は吹き抜け部分の照明を壁に付けて正解でしたが、もう少し明るくすれば完璧でした。(笑)
まとめ
今回は、家を建てる時に大きな判断となる吹き抜けリビングについて、実際に6年住んで感じたことを紹介しました。
吹き抜けは寒い等で、後悔したという声は良く聞くけれど、我が家は大正解だったと感じています!
階段を付けるとまた違うのかもしれませんが、我が屋の経験がこれから家を建てようとしている人に、少しでも参考になれば嬉しいです。
吹き抜けに面している2階の部分で、屋根裏についても紹介してるので、興味があれば覗いてみて下さい。


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