家を建てようとするとき、土地選びって難しいですよね。
本当にここでいいのかな?
と不安になるもの。
わが家も土地選びをするときに色々な場所を見に行きました。
そして、迷走しました。(笑)
そこで今回は、わが家が家づくりをした時の、土地選びについてまとめました。
これから家を建てようとする方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
わが家の土地選びの前提にした理想の条件
わが家が土地選びをする時に理想の条件にしたのはこのようなポイントでした。
わが家は新築のマンションを購入してそこに約7年住んでからの住み替えだったので、その街がとても気に入っていました。
なので、土地選びも同じ街で、住みたいエリアは決まっていました。
今回はそれ以外の項目をピックアップしています。
- 子供の小学校が変わらない場所
- 土地は広く自由に暮らせる家が建てられる場所
- 車の通りが少ない場所
- 駅まで徒歩圏内!だけど周りはのどかな場所
- 建築条件にハウスメーカーの指定がない場所
子供の小学校が変わらない場所
土地選びで一番外せない条件だったのは、子供の小学校が変わらない範囲で探すことでした。
当時子供は幼稚園の年長でしたが、小さなころからの友達も周りにいることもあり、子供自身も「通う小学校は変えたくない!」と言っていたので、そこは1番に尊重しました。
私自身も小学校3年生の時に転校した経験から、幼いころの友達が周りにいなく少し寂しい思いもしたので、子供の小学校が変わらない範囲で土地選びをしました。
土地は広く自由に暮らせる家が建てられる場所
わが家は広い家に住みたい!という感覚はなくて「家はコンパクトで庭は広く」がいいな〜 と、漠然と思っていました。
- 庭でBBQやDIYも思いっきりできる場所
- 子供たちが庭や家の前で思いっきり遊べる場所
- 自由に暮らせる場所がいい
- 駐車場は最低2台分
そんな気持ちから、ある程度庭で遊べる広さがとれる土地を探しました。
もちろん土地が広くなれば、気になるお値段も…
便利な場所、人気の場所をとるか?土地の広さをとるか?
ここら辺のバランスは人により大きく変わると思いますが、わが家の場合は「自由に暮らせる」がポイントだったので土地の広さとのんびり暮らせそうな場所を優先して土地選びをしました。
実際に決めた土地も、10件程の分譲地で家の前は畑と森。
森の裏には田んぼが広がり、朝は鳥のさえずりがよく聞こえる場所です。
車の通りが少ない場所
静かな環境が良かったので、常に車の音が聞こえる場所は避けたいと思っていました。
なので、通り沿いの土地は避けて、通りから一本入ったような場所を探しました。
これは、実際に住んでから正解だったと思ったポイントですが、通りに面していない場所は家に用のない人が家の前を通ることがないので、とても気に入っています。
これは余談ですが、わが家は犬を飼っていてワンコが番犬をするので、ホームセキュリティのワンソックが家の前に来る不審者を見張っています。
駅まで徒歩圏内!だけど周りはのどかな場所
わが家が住むエリアは電車も通っているけれど、車を使うことが多い地域です。
それでも、長く住むには駅までは頑張って徒歩で行ける範囲がいいよね。ということで駅まで徒歩圏内の場所を探しました。
徒歩圏内と言っても人によって感覚が違うと思いますが、わが家の感覚は遠くても30分以内といった目安で土地を探しました。
徒歩圏内には住みたいけど、周りはのどかで静かな場所に住みたい!
というわがままな理想の中で、絶妙なバランスのとれる場所を探しました(笑)
実際に決めた土地は駅から徒歩20分ぐらいの場所。
でも、徒歩分と言ってわが家が住む地域は都会ではないので、住み始めた当初は駅から少し離れると家も少なく、夜に駅から歩いて帰る時に草むらからゴソゴソと音が鳴ると…
イノシシ!?
と警戒するほど、人よりも野生動物との遭遇に警戒しながら帰っていました(笑)
今では家もかなり増えたので、その心配はなく懐かしい思い出となっています。
建築条件にハウスメーカーの指定がない場所
分譲している土地には、建築条件付きの土地があります。
特にハウスメーカーが持っている土地は、そのハウスメーカーでしか建てられなかったりするので、わが家は「建築条件無し」の土地を探しました。
わが家は建てたいハウスメーカーが決まっていたので、自由に建てられるところから探しました。
全てをクリアできる土地が見つかればもちろん理想ですが、パーフェクトな土地だけを追ってしまうとタイミングを逃してしまい、結局最初に見たところが一番良かった…
でも、もう売れてる…
と、なってしまわないように優先戦順位を付けて、絶対に外せないところと、妥協できるところを明確にするといいと思います。
土地を探すときにまず最初に何をしたの?
土地選びの方向性を決めたところで、今度は実際に動き出すとき何からしたらいいの?
ということで、私は専門家ではないので正解は分かりませんが、わが家はこうした!ということを紹介します。
- 地元の不動産屋さんに行く
- 住みたいエリアで売りに出してそうな土地を自分で探す
- インターネットで売りに出ている土地をチェック
地元の不動産屋さんに行く
まずは地元の不動産屋さんを全て周り、希望のエリアで売りに出している土地を教えてもらいました。
そして、不動産屋さんでもらった土地の情報を基に気になる土地を全て確認しにいきます。
地元の不動産屋さんは地元の人との繋がりもあるので、今売り出していない場所でも「あそこらへんは今後売り出す予定だよ~」なんて情報もくれるので地元の不動産屋さんはありがたいです。
住みたいエリアで売りに出してそうな土地を自分で探す
もう1つ、わが家がやったことは、住みたいエリアを自分たちで徹底的に土地を探しました。
空き地で、工事の気配がする土地は工事の看板をチェックして、販売しているとこををチェック。
そして、気になる土地があれば連絡して売りに出しているか確認しました。
インターネットで売りに出ている土地をチェック
あとは、家でインターネットの不動産屋さんのサイトで売りに出ている土地の状況をチェックしていました。
土地がどのくらいのペースで売れているかとか、相場感等をチェック。
インターネットで土地調べるのって、結構楽しいですよね~
私は凄い好きで、気づくと深夜まで探しました(笑)
理想の土地を見つけた時にわが家が確認したポイント!
次は、理想の土地を見つけた時にわが家が確認したポイントを紹介します。
- 車で通った時の雰囲気は全然違うこともあるから歩いて確認
- 朝、昼、夜とそれぞれの雰囲気を確認
- 平日と休日それぞれの雰囲気を確認
- 周辺のにおいも確認
車で通った時の雰囲気は全然違うこともあるから歩いて確認
車で通っていても、いざ歩いてみると分かる周囲の雰囲気があります。
なので、わが家は車で探して気になる土地があった時は、必ずその周辺を散歩して雰囲気を確かめてました。
朝、昼、夜とそれぞれの雰囲気を確認
昼間に土地探しをしていて、気になる土地が見つかっても朝や夜では雰囲気がまた違うので、わが家は色々な時間帯に見に行って確認してました。
特に暗い時間帯は、周囲の街灯の様子やどのくらい人が歩いてるか、なども分かるので必ず確認することをおすすめします。
ちなみに、わが家が最終的に選んだ土地は、候補の中でも一番奥地だったので夜は真っ暗で人は歩いていないところでした(笑)
逆に歩いてる人に会ったらドキッとするぐらい(笑)
今は畑が無くなり、家が多くなってきたので住み始めた頃に比べると街灯も多く、犬の散歩などで歩いてる人が増えましたが。
平日と休日それぞれの雰囲気を確認
時間帯と同じように、平日と休日で街の雰囲気って結構変わるので、そこも見といたほうがおすすめです。
休日に土地探しをしていて、静かでいいな!なんて思っていたけれど、平日見てみたら通勤の車の抜け道になっていて、家の前の道が通勤の車が凄いスピードで通り抜ける道になっていた…トホホ ( ;∀;)
なんてことにならないように、平日も休日も両方の雰囲気を確認することをおすすめします。
わが家が選んだ所は、平日の昼間は本当に静かで鳥の鳴き声がよく聴こえます。
休日はそれぞれの家が自由にBBQしたり庭仕事をしていたりとのんびりしている感じがとても気に入っています。
周辺のにおいも確認
季節や風向きによってにおいが変わることもあるので、難しいかもしれませんが、実際に周辺を歩いた時ににおいも確認したポイントでした。
というのも、私が昔住んでいた場所は南側に養豚場があったので普段はまったく問題ありませんが、夏場に南風が吹くと養豚場のにおいで窓を開けられませんでした。
そんな経験があったので、周辺のにおいは今回の土地選びでも確認したポイントです。
最終的には何が決め手となったの?
わが家が土地選びで前提としていた理想の条件はこの5つでした。
- 子供の小学校が変わらない場所
- 土地は広く自由に暮らせる家が建てられる場所
- 車の通りが少ない場所
- 駅まで徒歩圏内!だけど周りはのどかな場所
- 建築条件にハウスメーカーの指定がない場所
この理想を叶えてくれそうな、いくつもの候補をみて、最終的に今住んでいる土地に決めたわけですが、決め手は?というと、一番のんびり自由に暮らせそうな土地だったことです。
散々確認したポイントはあったけれど、結局は直観に信じました(笑)
ここだ!という直観を感じたところで最終的に決めました。
それから、今の土地は理想の条件にあげているバランスも良かったこともあります。
もう少し、駅まで近い土地などもありましたが、今の場所の魅力には叶いませんでした。
わが家の経験から土地選びで注意したほうがいいこと
わが家が土地選びをした経験から、土地選びで注意したほうがいいことをお伝えします。
わが家の場合、色々な土地を見ていくうちに、視野が狭くなり色々な条件の中からどれか1つの条件だけを追ってしまっていました。
広い土地に意識が集中してしまった時は、より広いところを求め気づいたら駅から歩いて行くには遠すぎる場所を、ここでもいいよねと言い聞かせ探していたことも。
さらには、隣駅のより土地が安いとこの広い土地を探していたり…
もちろんここまで行くと、最初に理想の条件に挙げていた子供の小学校は学区外です…
逆に駅から近いところだけに意識が集中してしまうと、土地の値段も高くなるので当然土地の広さは狭くなり、隣の家との距離も近いので、わが家が求める自由な暮らしとはかけ離れていることも…
最終的には理想の条件の全体のバランスを取れた土地が見つかりましたが、見ていくうちに視野が狭くなり、本当に求めていることと違う方向に進んでいることがあるので、そこは気を付けてー!とお伝えしたいポイントです(笑)
まとめ
今回はわが家の土地選びの経験をお伝えしました。
- わが家の土地選びの前提にした理想の条件
- 土地を探すときにまず最初に何をしたの?
- 理想の土地を見つけた時にわが家が確認したポイント!
- 最終的には何が決め手となったの?
- わが家の経験から土地選びで注意したほうがいいこと
決して専門家的な注意点ではありませんが、これから土地選びをする方や、すでに土地選びをしている人に少しでも参考になれば嬉しいです。